いっそ宝箱

日々のあれこれや何かの感想、考察という名の妄想など

ヒプマイ沼に片足を突っ込んだ(渋谷・池袋編)

突っ込んだついでに今の思いを綴ろうと思う。自分のために。
渋谷寄りのヒプ箱推しなのでまずはポッセから。


(Fling Posse)


ポッセは三人とも本当に愛しい。
特に「ああ!!好きだ!!」と思った瞬間は、幻太郎と帝統が乱数の事務所に行ったとき。
最初二人は「物多いしカラフルだし、よくこんなとこで仕事できるなぁ」って言ってたけど、乱数に「入ってくるなり僕の事務所の文句言うなんて…めっ!だよぉ」と言われると「たしかに、あなたの事務所に私たちが文句を言うのは筋が違うね」と謝るんですよ。めちゃくちゃ性格が最高!!!自分は自分、人は人、ってのがポッセは強いと思う。人を否定しない。自分も否定させない。人と自分は違う、ということを受け入れている。更に乱数ちゃんは人をたくさん褒める性格だ。
帝統がどんだけ負けててもギャンブル辞めさせようとしないし(かといって自分達をカモにはさせない)、なんならみんなでギャンブルしちゃう。幻太郎の嘘をバカにしないしなんなら引っ掛かるし、服装も否定しない。乱数がたくさんのおねーさん達と交流してても引かないし、過去も深くは詮索しない。
ディビジョン曲はめちゃくちゃ可愛いし渋谷だし黄色だしとても明るく華やかに見える。でもそれだけじゃない。人の人生に口出ししない。そのままを受け入れる。大人だ。そういうところがとても好き。大好きです。


みんなのアイドル乱数の番だー♪
乱数くんは本当にもう可愛い可愛い可愛い……しかしあんな可愛いのに可愛いだけじゃなく裏ボス的な…恐怖と謎を背負っているので……可愛くて怖くて可愛い……臓器売ることを冗談と思ってないところが怖い……。
声優の白井さんが「声高くて大変」「別の役でオーディションを受けていたので本当に自分が乱数役なのか事務所に確認してもらった」的なことをおっしゃってたけど、全然違和感ないし声低くなったときとのギャップがすっっっっごいあるので乱数の声を白井さんに決めた方は天才だと思う。普段から可愛い声をやってる方が乱数くんをやるより絶対映えてると思う。怖くなったときマジでかっこよくなるし。
あと乱数くんの寂雷に対する態度もまた萌えで、なんていうか余裕がなくなる感じ?がたまらなくよい。ああいう、「僕みんなのこと大好きだよー!」みたいな子が見せる嫌そうな感じが好き。そしてやっぱり声の移り変わりがすごい。コロコロ転がる声がまさに飴玉みたいです。ほんと人たらし。一郎と左馬刻の喧嘩もいつも止めてたみたいだし。
多少強引なところもあるけど、たくさんの人を柔らかい気持ちに、そして幸せにしてきたんだろうなぁと思える。デザイナーって仕事がピッタリだ。


そんで幻太郎。とりあえずもう夢野幻太郎大先生が大好きすぎる。私はアイドルなりなんなりとにかく虚像が好きなので、MCネームがファントムの夢野幻太郎はもう好みのど真ん中。「嘘ですけど」と言われる度にギャーーー!!!!ってなる。壮馬斎藤の声にここまでハマったのは初めて。しかも幻太郎はエイプリルフール生まれだよ完璧だよ!!ウソップと同じ誕生日だよ!!そういえば私は小学生のときウソップが大好きだった。「俺にはァー!!8000人の部下がいるー!!」と言われると沸いた。そういう性癖あるんだろうな。
シナリオライアーを聴くと泣いてしまうんだけどそれは森心言のリリックと壮馬斉藤の演技力のなせる技だと思っている。シナリオライアーは他の曲と比べて独白的だ。それは小説家である夢野幻太郎を象徴しているし、きっと全て本当だろうにラストで「まぁ、全部…嘘なんだけどね」と締めくくる美しさに儚さも感じる。自分が作った嘘とも呼べる物語は世に広まっていく。でも本当の自分を知っている人間は極わずかだ。だけどそれでいいときっと本人は思っていて、ポッセのメンバーはその“極わずか”に入っているのだと思う。幻太郎は嘘だと言うけれど、「彼らとなら新しい頁を捲れそう」というのはきっと本音だ。
あと私は空きっ腹に酒というラップをするロックバンドの曲が好きなんだけど、そのバンドと森心言が仲良いのでそこで「え!ヒプマイ本気やん!!」と思った。
私は世代的にラップならORANGE RANGEKREVASEAMO、SOUL'd OUT、ファンモンらへんを通ってきたのだけど、ORANGE RANGEやファンモンらへんのポップさがポッセにはあると思う。ヒプマイのがゴリゴリラップだけど。
渋谷曲の歌詞にある「鮮やかな飴玉みたいにカスタマイズ 世界はもっとおもしろいはずじゃない?」という歌詞からも、前向きで優しくて楽しく生きる彼らっぽさを感じる。最高。


帝統は一人だともう~~有り金全部使っちゃうその日暮らしの賭け狂いッティ、死に急ぎ野郎みたいな感じなのにポッセだと苦労人ポジになっちゃうのが可愛すぎてお前はなんなんだよ~!!!かわいいかよ~~!!!!あと声の幅がすごい。帝統という一人の人間の中に可愛いも綺麗もカッコいいもあってすごい……ポッセはみんな可愛い声を出してくれるから気持ちが明るくなる!
渋谷曲でも「ラムダー!!」とか「ゲンタロー!!」とかって盛り上げてくれてるのは帝統で、なんかすごく健気に思えるというか……だってリーダーが乱数くんな上、あの夢野幻太郎がいるんだよ……??普通だったら辟易してもしょうがないそのメンバーで、ちゃんと自分の居場所見つけてツッコミ役に徹する訳でもなく普通に会話してんだよ??天才じゃない??
ていうかそうなのよ、ヒプマイってひたすらツッコミ役に回ってるような人が一人も居ないのよ!!!
ちゃんと生きてるかの如く、それぞれみんな普通に会話してるの……嘘くさくないの……えーもう……かわいい……すごい……ほんとに生きてる可能性ある……。
帝統くんは乱数の怖い一面を見ても「お前役者になれるぞ!!」って言ってくれる(空気が明るくなる)し、嘘ばっか言う幻太郎が「けど、あなたを主人公にした小説を書く、というのは嘘じゃありませんよ」と言うと「おう!書いたら読ませてくれよ。楽しみにしてるからよ」と言ってくれるから……。なにそれ~救われる~~幻太郎が救われてまう~~。しかもそんときの声の優しいこと……役者さん凄すぎるやろ。小説読まなそうな帝統くんが「楽しみにしてるからよ」って言ってくれるのもホント最高にいい男過ぎるな。






(Buster Bros!!)


最初に聴いた音源がこの子達のものだったっていうのもあるし三兄弟っていうのもあってなんだかおかんの目で見てしまうこの子たち。
私は昴くんのラップを初めて聴いたのが暗殺教室の「バイバイ YESTERDAY」だったんですよ。緒方さんのアニメグ。に入ってたやつ。アニメ観てて好きだったからそれだけ買って聴いたんだよね。そしたらめっちゃ上手いからビビった。そんでヒプマイ聴いて更にビビった。公式がYouTubeにあげてるやつにも昴くんがフリースタイルやってるやつあって、「えーーー!!本物やんけー!!!」ってなった。


そんなとにかくめちゃくちゃラップが上手い一郎。
長男を絵で書いたような頼れる兄ちゃんで、弟に弱い感じがとても可愛い。弟を危険に晒したくはないけど頑張った分はちゃんと認めてあげるし、弟がディスられたら冷静じゃいられなくなる兄弟思いの優しい人。この人が元不良(しかも超有名)っていうのは言動の端々からも縦社会っぽい感じ出てるから分かるんだけど、オタク(しかもアニメだけでなくラノベまで読み漁るタイプの)というのを私は信じられなかった。だってオタクらしさ皆無じゃない??ラノベのどこを楽しみに読んでるんだろう。異世界行ったら俺最強ものとか、可愛い女の子に囲まれてラッキースケベとか、そういうの読んで楽しんでる人に思えない。だって現実でめちゃくちゃ強くて女にモテるんだぜ!?!?オタクに媚びる為にオタク設定付けてるだけじゃないの?って思ってた。いやぁ本当にごめんなさい。
「俺が一郎」の歌詞を見るとこいつめちゃくちゃエヴァ好きじゃねーかというのが伝わってきて良かった。最高。たぶんこの人めちゃくちゃアニメとかラノベ楽しんでるタイプのオタクですわ。自分のもんにしちゃってますわ。二次元でも三次元でも俺は俺だからの人でしたわ。しかも歌詞は昴くんが書いてるの!?!?天才しか居ないのかよヒプマイ。


次郎の垂れ目の可愛いことよ~~~。
この子もまさに次男って感じで、兄ちゃんには甘えたいけど弟にはお兄ちゃんでいたくて、でも一郎っていう最強の兄ちゃんがいるから三郎に舐められちゃうところがもう…次男……。
本当はもっと頼られたいし、頼られたら頑張れるんだけどね。なにぶん基本頼られないし一郎がいると比べられるから大変だ。でも兄ちゃんは憧れだからこじらせず素直に尊敬できているのがこの子のすごいところ。そして弟の三郎より抜けているように見えるけれど、一郎が集中してるときに声掛けちゃダメって三郎に教えてあげてたり、各ディビジョンに友達作って交遊関係広げてたりと実はよく分かってるし頑張ってる。ただ兄を漠然と尊敬してるだけでなく、真似して学ぼうとしてるその姿勢。間に挟まれ次男。苦労人ポジです。頑張れる子です。
あといつもは喧嘩してるけど本当は普通に三郎が好きなんだろうなって感じが最高。三郎と乱数が戦ったとき三郎のこと庇うし、「お前の兄貴は一人じゃねぇだろ、なんかあんなら聞いてやらんことも……」とか言っちゃうあの可愛さ何!?!?!?二郎!!幸せになって!!!!


そして兄弟の中で一番可愛い顔と声してる三郎。
中学生らしく精一杯で、誰にも負けたくなくて、大好きないちにぃには自分だけが認められたいし愛されたいし褒められたいっていう青くささが最高。
でもいちにぃの後ろに居るだけじゃダメだってことにも気付いてきた?そのうち背中を追いかけるだけでなくいちにぃの隣に並べるように頑張っていくのだと思う。そこに気付くのは二郎より早いか、はたまた同時か。三郎は賢い子だからな。
そんな賢い三郎がいちにぃに褒められて頭撫でられたときに「あ、あたま……」とか言っちゃうあの可愛さを初めて聞いたとき心の底から「助けてくれ!!!!」って声出たわ。可愛すぎてどうにかなりそうやったしもうお前それはあれや!!!恋してるときのあれや!!!!助けてくれ!!!!
更には一郎にくっつく乱数に対して「くそう…!僕だって、できることならそうしたいのに……!」って言いよったじゃないですか、なにあれ死ぬ!!!!おにーーちゃーーーーん!!!!もっと三郎を甘えさせてあげてーー!!!!!よしよしぽんぽんぎゅってしてあげてーー!!!!底抜けの愛情をこの子にーーーー!!!!!!この子にーーーー!!!!!!
取り乱すよねそりゃこっちも。助けてくれ。三郎はほんとにクソ生意気なときと可愛いときの差がえぐい。伸び代しかねぇ。




長くなったから今回はここまで。
次は新宿と横浜への気持ちを吐き出したいと思います。