いっそ宝箱

日々のあれこれや何かの感想、考察という名の妄想など

年下の男の子#3


会ってきた。

今回はアニメイトメイド喫茶に行ってきた。
ちなみにメイド喫茶は私から「行こう」と提案しました。

相変わらず自分の話しかしない子だった~。
いやいいんだけど。自分のこと話さなくていいぶん、帰り道の電車で「あーーいらんこと言っちゃったなーー」っていう後悔がないからいいんだけど。でもすげぇなと思うくらい自分の話しかしない。今までの自分ってどうだったっけ……あんな感じだったのかな……オタクって基本的に会話の主導権握りたがりません……??え……??これ私の特徴ってだけか……??こわっ。自分を省みるわ。

アニメイトではそれぞれ推しのグッズを買い、それぞれレジに並んだ。一緒に並ぶというあれがない。私には。そうです、先に黙ってレジに並んだのは私です。アニメイトは戦場だからよ。土日は死ぬほど混むしよ。でも向こうも黙って階数まで移動してたけどね。

そんでまぁちょこちょこ歩いてメイド喫茶へ。

これがさぁ~~!!!!!最高にかわいい女の子達が出迎えてくれてさぁ~~~!!!!色んなとこ一人で行くけどさすがにメイド喫茶は一人で行けないからさぁ~!!!!行ったの7年か8年ぶりかな!?!?もう本当に癒された……最高だよほんと可愛かったよ……抜群に顔がかわいい……表情も柔らかい……あんな可愛い子たちとお話できること、笑顔を向けてもらえることに本当に幸せを感じる……喜び……!!!!

ジュースもケーキも美味しかったなぁ。かわいかったなぁ。幸せだったなぁ。完全にガチ照れしてしまった。イケメンと会話するときと同じくらい照れた。男も女も関係ねぇ。あんだけ顔の整った人間とお話すると照れる。死んじゃう。客という立場だからこそ優しくしてもらっているということを忘れてはいけない。客に生まれてよかった……優しくしてもらえる……密やかにときめいていられる……。


あ、年下の男の子の話どっかいってたね。
年下くんは元々メイド喫茶大好き人間だから普通に楽しんでいたよ。ていうか年下くんがメイド喫茶好きだから「どっか行きたいメイド喫茶ないの」って聞いて連れてってもらったんだよ。
年下くんは席につくなり「あの子かわいい!めちゃくちゃタイプ!!まず髪型がいい!!」とはしゃいでいたので、「推し決まるの早いな!」と笑った。
彼の推しへの愛が伝わったのか、年下くんに料理を運んでくれるのはいつもその推しの子だった!せっかくだからチェキ撮ってもらいなよと勧めたけど「いやそんな……まだ……」と照れていた。分かる分かる。でもめっちゃ見つめてた。声は掛けないけどめっちゃ見つめる。こういうとこでも待ちの姿勢なんだな。
年下くんがあまりにもメイドさんにはしゃぐので、私も「アニメイトの店員さんでめっちゃイケメンの人いたの見た~!?めっちゃかっこよくなかった!?」とはしゃいだんだけど、「うん…僕も中性的な顔に生まれたかったです……」と斜め下を向いていた。落ち込んでんじゃねーよ。おめーも同意しろよ。メイドさん可愛いって言うのと似たようなもんだろうがよ。

で、とにかくずっと年下くんが話してばっかりだったので赤べこ(ずっと相槌うって頷いてるだけ)に疲れて解散した。
会ってたの二時間半くらいかな。ちょうどいいっすわ。キャバクラじゃねーんだから無給でずっと頷いてらんねーよ。なんだったら会計のとき毎回ちょっと多めに小銭出してるわ。年上だしなと思って。でもお礼も言われないわ。そんで話すのあんただけでこっちに質問なしってどういうこと!?会話したことないんか!?ラインですら自分の主張だけで全然質問してこない子だったからな~たぶん付き合わないな~。
そんでもう年下くんの「ぼく一目惚れとかしないんでw(メイドさんにはする)」発言に今日一の愛想笑い、「ぼくパンチラに興味ないんですよ」発言に今日一の「知らねーよ」出ましたね。オタクめんどくせー!!って思ったけど、私も今まで出会ってきた人にそう思われてきたのかなぁ。オタクめんどくせー!!サブカルうぜー!!って思われてきたのかな。自分省みるなぁ。

今日“いい子だなぁ”って思えたら渡そうと思ってバレンタインのチョコ用意してたんだけど渡さなかった。まだ一月だしな。でも二月は会わんかな。GODIVAだし自分で食べよう。

友達としては続けるのかなぁ。わかんなくなってきた。まぁでも我は強いけど私のことを否定してくるわけじゃないからなぁ。でもそもそも私の話聞かないしなぁ。自分のことばっかりで私に興味ないのに時々出してくる彼女欲しいオーラがうざい。絶対こっちから告ることも匂わせることもねーから安心してくれよ。ていうか気ぃ遣ってもらって当たり前だと思ってんじゃねーぞと思っちゃうな。末っ子がそういう態度だと「あー末っ子っぽい」と納得するんだけど、別に末っ子でもないんだよね。こっちが主導権握れるのはいいんだけどなぁ。あとちゃんと話聞いたら結局イキりオタクだったわ。残念。イキりオタクは一番苦手なタイプ。

オタ度は高いから説明なしにオタ会話できるのはいいんだけどなぁ。でもたぶん付き合わないな~。自分から誘うこともないです。
年下くんを紹介してくれた人からは「別にラインブロックしてもいいから」って言われてるので、これ以上ひどいようならそうしようかな。オタク友達として続けていけるのが一番穏やかなパターンです。